ある日、いつものように山に出かけたおじいさんは にぎやかな声に気がつきます。 声の聞こえるほうに行って、そっとようすをうかがうと なんとねずみがすもうをしているではありませんか。 でも、やせっぽっちのねずみは負けてばかり。 よく見てみれば、やせねずみはおじいさんの家のねずみです。 おじいさんは、やせねずみのために あることをしてあげるのですが・・・。 はたして、やせねずみはふとっちょねずみに勝てるのでしょうか? |
悪役の登場のないこの人形劇は、小さなお子さんから お歳を召した方まで、幅広い年齢層に人気です。 人気の秘密はおすもうにあるようで、土俵が舞台に用意されるだけで 観客の熱気が上昇するのがわかります。 最後の取り組みでは、リスの行司に 「ひが〜し〜、やせの海。に〜し〜、長者川」 という呼び出しをさせてシコをふむなど、本格的なすもうの場面を 取り入れる工夫をしました。 やせねずみには、子供たちから「がんばれ〜」と声援が飛びます。 とうとう勝つと拍手喝采で、たいへんな盛り上がりです。 |